新緑の眩しい、不動の滝の写真を撮ってきました。
不動の滝の遊歩道入口から、風情のある石段をあがると、古いお堂があります。
もし、八ッ場ダムができたら、このお堂も沈んじゃうんでしょうか??
お堂の先は、緑豊かな遊歩道が続きます。
特に、今の時期は新緑が目に優しいです。
遊歩道の入口には、こんな看板も有ります。
こんな看板があると、つい足元を見たくなりますが、私の場合、足元より、頭上にいるあなたが気になって仕方ありません。
あなたが、立ち上がった時、まさか、こんなに有名になるとは思いませんでした。
民主党が政権をとり、八ッ場ダム中止宣言をした時、話題になった不動大橋(湖面2号橋)です。
不動の滝の遊歩道の上部を通ってます。
本当は、あなたの上から、八ッ場ダムが出来れば水没してしまう、緑の森の写真を撮りたかったのですが、駐車する場所が見つからず、叶いませんでした。
(前回、ゴールデンウイークの時、多くの観光客が車を停めてた場所は、工事中で、駐車できませんでした。)
仕方ないので、一段下の、八ッ場ダムが出来れば、沈んでしまう予定の、上湯原(かみゆばら)橋から、写真撮ってきました。
こちらが上湯原橋の上流の風景です。
ここも綺麗です。
そして、こちらが、上湯原橋の下流の風景。
下流の左岸は、ちょと不自然な直線ですが、仕方ないです。
すでに、ガチガチの護岸工事がなされてます。
不動大橋と上湯原橋のツーショット。
見納めにはしたくないです。
中央右上の岩の奥の方向に不動の滝が落ちてます。
ちょっと、脱線してしまいましたが、不動の滝の遊歩道に戻ります。
遊歩道を、さらに先に進むと、こんな景色なります。
この手摺の終点が不動の滝の展望台です。
不動の滝、展望台に到着です。
以前から気になってたのは、この滝は、八ッ場ダムの水没予定地に入っているのかどうかということです。
まさか、この滝は、と思いたいですが、、、、。
写真を撮っている間中、滝の展望スペースの、頭の上で、大きな工事の音が響いてました。
(たぶん、不動大橋の袂の駐車スペースの所だと思います)
帰りに、再び、吾妻渓谷を歩いてきました。
紅葉台は、国道145号線の路肩にちょっと広めの駐車スペースがある所です。
以前は、ここは、結構、車が停まってましたが、今回は、ゼロ。
鹿飛橋の入口付近のトンネルの袂には、このような
『国指定 名勝 吾妻峡』と書かれた立派な看板があります。
そう言えば、すっかり忘れてたけど、ここは、国が指定した名勝なんですよね。
そして、隣には、このような看板もあります。
前回の記事では、若山牧水さんの文章を引用させて頂きましたが、牧水さんもびっくりでしょうね。
この森の一部がダムになってしまうなんて・・・・・。
→
新緑が眩しい吾妻渓谷を歩く
そもそも、この美しい緑のダムを沈めてまで、コンクリートのダムを作ろうという発想は、なかなか我々素人には思いつきません。
今回は、145号線沿いの遊歩道だけ歩き、吾妻川右岸の遊歩道は歩きませんでしたが、鹿飛橋までは、行ってきました。
その昔、渓谷が余りにも狭いので、鹿が飛んで渡ったことからついた鹿飛(しかとび)という地名ですが、現在は、人間がこのような赤い橋をかけてくれたお陰で、鹿さん達も、渓谷を、わざわざジャンプしなくても渡れるようです。
ただし、この辺りで私は、鹿見たこと無いんですけど・・・・。
鹿飛橋からの眺めも、迫力あります。
まだ、吾妻渓谷は、緑が綺麗なので、興味のある方は、訪れてみてください。
◯八ッ場ダムのことを勉強したい方は、こちらのサイトがおすすめです。
→
http://www.yamba-net.org/