生ゴミは、可燃ごみの回収には出さず、家庭菜園に撒いたり、埋めたりしてます。
これまでは、例えば、枝豆の皮とか、どうしても食べられない部分のみを捨ててたのですが、3.11以来、特に、根菜類が気になってしまい、産地によっては皮を剥いて食べる機会が増えました。
本来なら、栄養も豊富で食べられる部分まで捨てなくてならない事が多くなったのです。
もともと、食べ物を粗末にしたりすることには抵抗が大きかったので、皮を剥いて捨てる度に、心苦しい思いをしてました。
そんな時、ふと思いました。
『これは、捨てるのではない、畑に戻しているのだ』
単なる、言い訳や、自分への慰めかもしれませんが、 以来、気持ちが楽になりました。
もう捨てるという言葉を使うのはやめようと思いました。
以来、『ありがとう』と、感謝の気持ちを、ひとこと言ってから、土に返しています。
行為自体は同じかもしれませんが、気持ちが違ってきます。
そんなことをしていると、地球が分解できないものを、大地に撒いたりすることが、どんなに、良くないことかわかります。
合成界面活性剤、農薬・・・・・。
これらは、土には還りません。
捨てるのではなくて、土に還せるものだけを土に還す。
すごく大切なことだと思います。