2012年1月13日金曜日

ナラ枯れ&松枯れ、風邪&流感、仕組みは同じ。

最近は、針葉樹の松枯れだけではなく、落葉広葉樹のナラまでが枯れ始めています。

原因は、どちらも虫という事になってますが、実際は、順番が違う気がします。

人間の風邪なども、極端に寒いおもいをしたり、無理したり、ストレスが溜まったりして、免疫力が低下し、体が弱ってきたことによって、病原菌につけこまれ発病します。

最初に病原菌ありきではないと思うのです。


木にもまるっきり同じことが言えます。

虫が入るから木が枯れるのではなくて、そもそも木が弱っているから、虫が入るのです。

健康な木には、その手の虫はつきません。

順番が違うのです。


ナラ枯れも、結局は、日本の森の土壌が弱っているから、木が成長したり、実をつけたりするのに十分な栄養を取り込めず、弱ってしまうのです。

そこに、虫がつけこんで、枯れが起こります。