2012年1月14日土曜日

下山の思想(五木寛之著)を読む!

今日は待ち時間が多かったので、本が読めました。

お陰で、楽しい待ち時間が過ごせました。

読んだ本は『下山の思想 (幻冬舎新書)』です。



すごく簡単にまとめると、『もう日本は成長する時代は終わった、山には登ってしまったのだから、あとは降りようよ』という本です。


本当に、そう思います。


これ以上の経済発展って本当に必要なのでしょうか?

本当に、経済的に豊かになることが、幸せにつながるのでしょうか?


私は、違う気がします。


少なくとも、私は経済的に発展してないけど、十分幸せです。


五木寛之さんは、下山することによって見えるものがあると言います。

そして、下山は、締めの行動ではなくて、新たな山頂に登る前のプロセスだというのです。


私も、登山が趣味なので、よくわかります。

下山しない限り次の山には登れません。


時には、頂上に立てなくても下山を決意することだったあります。

極東のちっぽけな島国である、日本が、一度は、世界第二の経済大国に登り上げただけだって、奇跡的なことだというのです。

もう登りつめているのです。


後はみんなで下山しましょう。

いいですね。

⇒ 下山の思想 (幻冬舎新書)五木寛之著